エネルギー環境教育に関する研究と交流
2023年8月10日、2023年度第1回施設見学会を実施しました。
今回は、8名の会員の方にご参加いただき、青森県六ケ所村にある日本原燃株式会社の「原子燃料サイクル関連施設」を見学しました。
エネルギー資源のほとんどを海外に依存している日本においては、原子力発電を今後とも重要な電源として活用し、ウラン資源を有効利用する「原子燃料サイクル」を確立する必要があります。そこで、六ケ所村にある「原子燃料サイクル関連施設」を実際に見ていただき、知見を深めていただきました。
PRセンターで概要説明を受け、「ウラン濃縮工場」や「低レベル放射性廃棄物埋設センター」、安全対策工事が進む各設備などを車窓から見学。また、バスから降りて「高レベル放射性廃棄物貯蔵管理センター」も見学しました。そして見学会終了後、NUMOから「高レベル放射性廃棄物の地層処分」について説明を受けました。
参加者からは「六ケ所村のエネルギー関連施設のスケールの大きさに驚いた」「高レベル放射性廃棄物の地層処分について、国民的な議論が必要ではないか」「次代に問題を先延ばししてはいけない」など感想をいただきました。