活動報告

エネルギー関係施設見学会

 2022.11.02エネルギー関係施設見学会を実施しました(幌延深地層研究センター)

2022年10月23日、2022年度第1回施設見学会を実施しました。

今回は、6名の会員の方にご参加いただき、北海道天塩郡幌延町にある日本原子力研究開発機構の「幌延深地層研究センター」を見学しました。

資源の少ない日本においては、原子力発電で使い終えた燃料を再処理・再利用することとしています。その過程で発生する再利用できない「高レベル放射性廃棄物」の処分問題について、研究施設を実際に見ていただき、理解を深めていただきました。

NUMOによる事前学習を行い、地層処分事業の概要や考え方について学んだのち、幌延町にある「ゆめ地層館」を見学。地下350メートルにある調査坑道に入り、そのスケールを肌で感じました。

原子力発電の利用によって発生する高レベル放射性廃棄物。その最終処分に至るまではまだまだ時間がかかると思われます。参加者からは「次代に先送りするのではなく、今を生きる自分たちの代で解決する必要がある」「実際に見て学んだことを、学生たちにも伝えていきたい」など感想をいただきました。