活動報告

講演会

 2025.09.012025年8月30日 宮家邦彦氏によるエネルギー講演会(境港市)

エネルギーに関する理解を深めていただくため、外交政策研究所代表の宮家邦彦氏をお招きし、鳥取県境港市で「混迷する国際情勢~日本の安全保障・エネルギー問題の課題~」と題して、エネルギー講演会を開催しました。

宮家氏は、昨今の国際情勢を踏まえ、日本を取り巻く世界的な環境変化についてわかりやすく解説されました。

また、日本のエネルギーについても触れ、日本の原子力発電所は徹底した安全対策を取っている、と述べられるとともに、2割~3割を火力発電で賄うとしている第7次エネルギー基本計画で示された2040年度の発電の割合については、近年の国際情勢からみて、火力発電の燃料となる化石燃料の輸入が滞ることも考慮すべきで、もう少しバランスの取れた配分で電源構成を考えたほうがよいのではないか、とお話しされました。